アルコール依存症治療

アルコール依存症とは

アルコール依存症は、長期間大量のお酒を飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態で、その影響は精神面や身体面にもあらわれる精神疾患のひとつです。仕事をはじめ、家庭生活にも支障が出てくることがあります。アルコール依存症では、アルコールが体から抜けると、頻脈・動悸・イライラ・神経過敏・不眠・頭痛・吐き気・下痢・手の震え・発汗などの離脱症状が出たり、それを抑えるためにまたお酒を飲んでしまったりということが起こります。アルコール依存症は、自分が病気であることを認めたがらないことから、適切な相談や治療につながりにくい傾向にあります。治療を受けて一旦断酒しても、その後一度でもアルコールを飲むと、再び元の状態に戻ってしまうことから、アルコール依存症治療には本人が積極的に治療に取り組むことが大前提で、そのうえで家族や周囲のサポートは非常に重要です。

アルコール依存症 外来について

アルコール依存症やアルコール使用障害は社会的にも大きな問題となっております。当院ではアルコール依存症に対して専門外来を開設し、さらに患者会、家族会等の開催をつうじた治療に積極的に取り組んでおります。アルコール障害は、精神的問題だけではなく、身体的にも大きな影響を及ぼすことから、殆どの患者様が内科治療を必要としています。他医療機関様より当院へご紹介いただくアルコール依存症の患者様は、精神科的治療はもとより、身体的治療を必要とする方も多数いらっしゃることから、専門治療に対応できるよう、内科アルコール専門外来を行っており、患者様の状況により、当院の精神科外来と連携し、患者様に沿った最善の医療を提供しております。

アルコール依存症 入院治療について

アルコール依存症への入院治療は、「アルコールリハビリプログラム」として8週間のプログラムが進行します。毎日アルコールを飲んでいた状態から、アルコールの飲めない入院環境のなかで、体の機能を正常に戻し、アルコールを摂取しない通常の生活へ戻る準備をしていきます。プログラム期間中は、各種セラピスト(医師、看護師、公認心理師、作業療法士 他)が提供するプログラム内容に則り、午前・午後各1時間~2時間の枠で、アルコール依存症治療中の他の患者様と共に、プログラムに取り組みます。

交通アクセス

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住所

〒306-0515 茨城県坂東市沓掛411

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