部門一覧

看護部放射線科臨床検査科薬剤部ケアマネ・地域連携部臨床心理科総合リハビリテーション部デイケア枝香会

看護部

 私たちはホスピタル坂東看護部の一員であることを、また生命の尊厳に深く関われることを誇りに思い、当院の基本理念を貫くため、愛と慈しみをもってぬくもりある、安全な看護を実践します。

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放射線科

放射線科 放射線科は各診療科医師の依頼のもと、さまざまな検査を行っています。
主な業務は一般撮影、CT検査、MRI検査、X線透視検査、病棟でのポータブル撮影などがあり、各診療科の臨床診断を画像診断からサポートできるよう検査の精度向上に努めています。
また、地域の診療所や病院からもCT検査やMRI検査のご依頼をいただき、画像診断を通じて地域医療にも貢献できるよう頑張っています。

臨床検査科

臨床検査は患者様から採取した血液や尿などの体液を用いて調べる「検体検査」と、患者様の心臓や腹部などの検査を行う「生理機能検査」があり、
当院では4名の国家資格を有した臨床検査技師が業務に携わっています。
患者様の診断や治療に貢献できるよう 『正確な測定結果をより早く届けられるように』 努力を続け、緊急の患者様にも対応し24時間体制で検査を行っています。

薬剤部

薬剤部 調剤室では、主に入院患者さんのお薬を調剤しています。他の診療科からお薬が重複して処方されていないか、飲み合わせなどに不都合がないかなどを確認しています。
注射室では、注射薬の取扱いを行っています。入院患者さんに処方された注射薬を、1日分ずつセットをして病棟へ供給します。品目・数量、投与経路・投与量・投与速度、混合しても問題ないかなどをチェックします。加えて、食事が摂れない患者さんに対し点滴される高カロリー輸液調製を無菌環境下で調製することにより、細菌汚染のない安全な薬剤も提供しています。
薬品情報室では、お薬の適正な使用方法や副作用の情報、新薬についての情報など、さまざまな情報を収集・管理しています。医師をはじめとする医療従事者からのお薬に関するお問い合わせに対応しています。
また、日常業務の合間を利用して情報収集を行い、副作用の症例報告や、嚥下補助剤と錠剤の飲み合わせについての研究等も行い論文や学会にて発表しています。詳細はこちら

ケアマネ・地域連携部

ケアマネ・地域連携部 ケアマネ・地域医療連携部は、地域の医療機関、保健・福祉の各機関との連携を深め、患者様とその家族を地域全体で継続的かつ効果的にサポートできるよう橋渡しを行う部署です
また、患者様を第一に考えて、受診・入院に際して起こるさまざまな問題の相談に応じています。普段の生活で困っていることや、福祉制度の利用など、患者様と一緒に考えながら、安心・信頼・満足が得られるよう問題解決のお手伝いをさせていただきます。

臨床心理科

臨床心理科 臨床心理科は、「公認心理師」「臨床心理士」という資格を持ったスタッフが在籍している部署です。「こころ」のケアは、身体のケアと同様に重要な課題です。私たちは、目に見えにくい「こころ」を、心理検査やカウンセリングなどの方法で専門的視点から見つめ、患者さまが抱えているこころの問題を解決するためのお手伝いをしています。その他、当院では認知症スクリーニング検査やアルコール依存症治療プログラムなど、心理学の専門的知識を活かして様々な領域で活躍しています。


総合リハビリテーション部
当院のリハビリテーション
特色

1. 身体疾患と精神疾患を併存した患者様に対してのリハビリテーションが実施できる体制にある
2. 市内において理学療法士、作業療法士が在職している唯一の病院
3. 精神科作業療法・身体作業療法が統括されており両方の領域が経験できる
4. 精神科作業療法において急性期、回復期、慢性期、認知症等の多様な病期に対しての経験が可能
5. 地域に必要とされる施設を目指している


スタッフ構成(2022年11月現在)

理学療法士 11名
作業療法士(身体)5名
     (精神)6名
柔道整復師 1名
助手    2名


施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション
廃用症候群リハビリテーション
運動器疾患リハビリテーション
呼吸器リハビリテーション
認知症リハビリテーション
精神科作業療法


理学療法

脳血管疾患や整形疾患などの病気や障害によって、あるいは内科的疾患による安静に伴う廃用症候群、精神症状等により身体機能低下をきたした患者様に対し、状態に合わせて基本動作能力(起きる、座る、立つ、歩く)の改善や維持、あるいは障害の悪化予防のために、運動療法をはじめ、物理療法、日常生活活動練習などによる治療・練習・指導および援助を行います。また、身体を動かすことを通し、身体機能のみならず精神機能にも良い効果があるのではないかと模索しながらアプローチしています。

対象となる患者様
  • 脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)
  • パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの難病疾患
  • 転倒による骨折、変形性関節症などの運動器疾患
  • 肺炎や慢性呼吸器疾患
  • 廃用症候群
  • アルコール性ニューロパチーなどの末梢神経障害
  • 自殺企図などによる高所からの飛び降りによる多発外傷・脊髄損傷
    ※精神疾患と身体疾患を合併した症例にも対応しています
プログラム例

体重免荷式装置を使用した歩行練習


麻痺などで下肢筋力が低下し体重を支えることが困難な方にも体重の一部を吊り上げながら歩行練習することが可能です。


身体作業療法

作業療法とは?
「作業」というと「工作」や「労働」がイメージされますが、作業療法とは、病気や外傷などにより、それまで当たり前にできていた身の回りの動作が行えなくなった時に生活に必要な動作(食事.トイレ.更衣.入浴.整容)などの獲得に向けた練習を行います。
個別評価により目標の立案・設定を行い、プログラムの実施、指導を行います。

対象となる患者様
理学療法と同様の患者様および加齢に伴う変性・骨折などの外傷、内科的疾患によって生じる体力低下や歩行の不安定性、生活動作の困難について、生活の諸活動の質を向上するために援助を行います。
例えば、手の整形外科的手術後や橈骨遠位端骨折であれば拘縮予防に指のストレッチ指導から始め、徐々に手関節や前腕の関節可動域拡大、筋力向上に向けたトレーニングを行います。

プログラム例

随意運動介助型機能的電気刺激装置(IVES)を用いた練習

脳の可塑性を利用し神経ネットワークの再構築を促すことが可能


言語聴覚療法
対象となる患者様
  • 高次脳機能障害
  • パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの難病
  • Dysathria(ディサ-スリア)
  • 摂食嚥下機能低下による誤嚥性肺炎

摂食機能療法(摂食嚥下サポートチーム:SST)


近年、我が国の死因別死亡率において、1位が悪性新生物(癌)、2位が心疾患、3位が肺炎と報告されています。また、高齢者に限局すると肺炎の罹患の割合は非常に高く、特に脳血管疾患等による嚥下(えんげ)障害「飲み込みの障害」を伴う場合は、「誤嚥性肺炎」による問題とその対応が重要となります。

当科では、内視鏡下嚥下機能検査(VE)と嚥下造影検査(VF)を完備しており、食べ物が口腔や喉でどのような状況であるか可視化することにより医学的根拠に基づいた安全な医療提供(嚥下リハビリテーション)を行っています。

可能なかぎり最後まで口から食べる支援や、嚥下の症状に応じて、肺炎のリスクを回避する栄養手段の検討を医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士、その他多職種でチームによる食べる機能の回復や支援を行っています。

また、精神疾患を伴う症例においては、薬物療法と併用して口腔機能の向上、嚥下機能の維持、向上を図っています。

精神科作業療法
1.作業療法を受けるには?

精神科作業療法は、精神科専門療法のひとつであり主治医の処方で開始します。
処方が出された後、初回に作業療法のご説明を含めたオリエンテーションを行います。
そこで、作業療法の目的・活動スケジュール等を話し合います。

2.作業療法の目的は?

精神疾患を持つ方の社会生活機能の回復を目的に、種々の活動を通して自発性や意欲を高めることが目的になります。

具体的には以下のようなことが挙げられます。

  • 生活リズムを作るために、スケジュールに沿って一定の作業活動を継続して行う。
  • 新しい体験を得ることで、能力の拡大や開発に役立てる。
  • 過去の経験を活かして、病棟生活や退院後の生活での役割を獲得する。
  • 他に利用される方やスタッフ、家族など他者との交流を促す。
  • 社会参加や社会復帰に必要な対人技術や態度の取り方を学ぶ。
  • 作業療法を通じて気分転換を図り、自室から出る機会を作る。
    等々
3.作業療法で用いられる活動は?

代表的な諸活動は以下が挙げられます。

  • 創作活動(手工芸、絵画、木工、革細工等)
  • 日常生活活動(調理等)
  • 通信・コミュニケーション・表現活動(パソコン、タブレット等によるものなど)
  • 余暇・身体活動(ゲーム・スポーツ、園芸、各種玩具等)
  • 職業関連活動(作業所やデイケア通所、職業復帰するための基礎行動等)

※これらの諸活動は症状の回復段階に合わせ、それぞれの目標に沿った治療手段として用います。

4.当院の作業療法の特色は?

当院では精神療養病棟、急性期病棟、身体合併症病棟(アルコール依存症を含む)、認知症治療病棟において、精神科作業療法を行っています。

<アルコール依存症に関わる作業療法士の声をご紹介します>

「アルコール依存症の方に対して多職種でプログラムを実施しており、作業療法士も携わっております。アルコールプログラムでの作業療法士の関わりとして、学習会や活動を通して運動習慣の獲得など、健康への意識付けを中心に作業療法を実施しております」

<認知症に関わる作業療法士の声をご紹介します>

「認知症治療病棟において、午前は精神科作業療法、午後は生活機能回復訓練を実施しています。認知症治療病棟は急性期の位置づけであり、BPSD(行動・心理症状)、身体合併症などに対して幅広い対応が求められます。患者様の状態の変化に対応できるように多職種と連携を心がけています。また、心身の状態の変化により臥床状態となっている方に対しても機能・能力低下を防ぐために継続したアプローチを行っています。」


訪問リハビリテーション

日常生活の自立と家庭内役割の獲得、さらには社会参加の促進を図ることを目的として理学療法士、作業療法士がご自宅を訪問し、日常生活動作練習や介助の仕方、自宅で出来る練習方法、環境整備などリハビリテーションの観点から必要な助言を行います。

  • サービス内容
    • バイタルチェック(体温、脈拍、血圧など)
    • 病状の観察や精神面の健康状態の確認
    • ADL指導、身体機能(筋力、柔軟性、バランス等)の維持・改善
    • 福祉用具または補装具、住宅改修の評価と相談
    • 摂食嚥下機能やコミュニケーション機能の改善
    • QOLの向上や趣味、社会参加促進のための助言
    • 療養生活、家族への介護指導、精神的な支援

  • 詳細情報
    営業日 月曜日~土曜日
    定休日 日曜日・祝日 ※年末年始:12月30日~1月3日
    提供時間 9:00~17:00
    スタッフ 2名(理学療法士:1名 作業療法士:1名)
    対象者 介護保険の「要介護」「要支援」認定者
    時間 1回20~60分

  • 訪問範囲
    坂東市内全域を対象に訪問いたします。
    対象範囲外にお住まいの方でもご利用いただける場合がございますので、ご利用希望される方はご相談ください。

  • ご利用にあたって
    • かかりつけ医療機関主治医の同意後、「診療情報提供書」が必要となります。
    • 希望される曜日や時間帯がありましたら、申込みの際お知らせください。訪問の空き状況によっては、ご希望の曜日や時間帯に添えないことや、訪問リハビリをお受け出来ないこともございますので、あらかじめご了承ください。
    • サービスの利用が決まりましたら、ご家族・ケアマネジャーと相談し、初回の訪問日時を決定いたします。
    • 利用の流れの詳細は下記の「訪問リハビリテーション開始までの流れ」をご確認ください。

  • お問い合わせ
    ご利用希望のご相談は、下記連絡先へご連絡ください。

    〒306-0515 茨城県坂東市沓掛411
    ホスピタル坂東訪問リハビリテーション(担当者:古川雄樹・佐藤一太)
    TEL:0297-44-2196
    FAX:0297-44-2072


教育体制や院外活動

「自立した業務遂行が可能」となる人材育成を実施しており、個々の能力に応じながら経験年数とともに段階的に目標を示す仕組み(クリニカルラダー)を導入しています。新人1年目では教育担当者と一緒に業務を覚えてもらい、その後はスタッフ全体でサポートしています。また、子育て真っ只中、育休明けでブランクのあるスタッフも沢山従事しているので、相談し易い環境です。

  • 実習生の受け入れ
    養成校より積極的に実習生を受け入れ、臨床実習指導者講習会を終了したスタッフによる教育・指導を実施しています。

  • 部内勉強会
    定期的な勉強会を実施しており、スタッフ個々の担当した症例報告、症例検討をはじめ、文献抄読、実技指導、伝達講習会などを実施。学会発表や症例発表などの学術的な活動も実施しています。

    以下のような、さまざまな研修・講習を受け認定資格を得ているスタッフがおり経験・知識を共有しています。
    • 認定理学療法士(地域理学療法)
    • 茨城県介護予防推進リーダー、地域包括ケア推進リーダー
    • 呼吸療法認定士
    • 介護支援専門員
    • 日本PNF協会ベーシックコース
    • LSVT-BIG®
    • 認知運動療法
    • 日本浮腫療法
    • AMPS
    • 臨床実習指導者講習会

  • 地域との関わり
    • 茨城県地域リハステーション指定
    • 坂東市自立支援型地域ケア会議への参加
    • シルバーリハビリ体操指導士養成講習会の支援
    • 介護予防キャラバンへの参加
    • 認知症サポーター養成講座の開催

デイケア枝香会

こころに障害をもった方の社会復帰を推進するとともに、日常生活を円滑に過ごすことができるように支援していくための治療プログラムです。
医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士などの専門スタッフが情熱を込めて、障害者の生きる事への自信回復を進めています。

サービス内容

退院したけど、話し相手がいない、人付き合いがうまくいかない、すぐに学校や職場に戻る自信がない等の悩みを持った方が、生活のリズムを取り戻したり、人とうまく話せるようになったり、緊張せずにつきあえるようになったり、さらには社会人や学生として必要な生活習慣、マナーを身につけられることを目的とした集団療法です。

専門のスタッフがご相談に応じ、その方に最適な指導、援助をさせていただきます。
・規則正しい生活習慣をみにつけ、一日のリズムを整えます。
・基本的な日常生活技術の習得を行います。
・対人関係や仲間作りの支援を行います。
・ストレス解消法、運動など健康維持の指導、援助を行います。
・社会復帰および社会参加への意欲そして自信を高めます。
・おひとりおひとりの悩み事を専門スタッフがお話を伺い、ともに考え、自ら解決していけるよう
支援します。
・スタッフミーティングにおいて、おひとりおひとりの課題について明確にし、その方に合った形
でサービスを提供します。

ご利用案内
ご利用になれる方

回復途上にある、こころに障害をもつ方がご利用になれます。
・退院したけど、すぐに学校や職場に戻る自信がない
・仕事に就いても長続きしない
・家に閉じこもりがちで、生活が不規則
・人付き合いがうまくいかない
・話し相手がいない
…等

ご利用の手続き

ご利用を希望される方はまず主治医にご相談下さい。。
見学していただき、その後正式な形でご利用いただきます。
随時、見学することができますので、お気軽にお越し下さい。

ご利用料金

医療保険対応になります。
健康保険と自立支援医療により自己負担が軽減されますのでご相談下さい。

送迎のご利用について

ご利用者の皆様に配慮した専用の送迎車両にて、無料で行っております。
※エリア外は応相談

プログラム内容詳細
プログラム名内容
創作クラブ 折り紙、手芸、陶芸、ビーズ、各種工作(牛乳パック、クラフトテーブ、プラ板)等を行います。
学習・アート 塗り絵、学習ドリル、読書、写経、絵画、パソコン、ナンプレ、クロスワード等を行います。
Wii・ゲーム Wii、ゲーム(ウノ、オセロ、ジェンガ、麻雀、将棋等)を行います。
カラオケ・ゲーム カラオケ、ゲーム(ウノ、オセロ、ジェンガ、麻雀、将棋等)を行います。
※インフルエンザ流行時は感染予防の為、カラオケは中止させていただきます。
運動クラブ(体操、スポーツ) 2階デイケア室で体操後、スポーツ(輪投げ、卓球、ビーチバレー、キャッチボール等)を行います。
運動クラブ(ストレッチ、ウォーキング) ストレッチまたはウォーキングを希望される方で分かれて行います。ストレッチは2階デイケア室で行い、ウォーキングは近隣を歩きます。
※ウォーキングは天候不良時や高気温時は中止とさせていただきます。
※ウォーキングに参加される方は飲み物、日差しが強い際は防止をご持参ください。
エクササイズ A棟デイケア室(1階)にて体操を行い、ゆっくりと体を動かします。
園芸 お花や野菜を育てます。  ※隔週で行います。
もの作りサークル 参加される方でカレンダー作りやコラージュ、ちぎり絵等を行い一つの作品を作ります。

※ご不明点はスタッフにお尋ねください。

交通アクセス

ACCESS

住所

〒306-0515 茨城県坂東市沓掛411

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